中橋祐貴氏が2018年10月韓国で一人二役を演じて騒動を起こした後、同年12月9日韓国メディアのニュースNジョイに「ある脱退者が聖書の講義を聞きながら、手書きしたメモ」とされるノートの写真が掲載されました。これについて防衛省、法務省、検察庁などの公官庁、警察、裁判所から筆跡鑑定を受託している「法科学鑑定研究所」(東京都新宿区)による筆跡鑑定がなされ、 2019年4月22日に最終的な結果が示されました。鑑定の結果、証拠とされたノートの筆跡と中橋氏の自筆筆跡は「同一人の可能性が高い」と判断されました。

法科学鑑定研究所による鑑定書の考察の項目には、以下のように記されています。

文字全体の字画構成から字画細部の字画形態まで、多彩な項目に多くの類似点が挙げられた。これらすべての指摘点を、別人によって、違和感無く模倣するのは非常に困難と思われる。一方、相違点においては、量・項目も少ない状態であり、量的には、類似点が圧倒的に多く指摘された。以上の検査から、資料1(ノート)と資料2(中橋氏自筆)の筆跡は、同一人と考えても差し支えないと判断できる。

これにより、異端疑惑の核心的な証拠として扱われたノートが、実は中橋氏による偽造であるという可能性が非常に高いことが判明しました。また、ニュースNジョイはこのメモを書いたのは「脱退者」であると報じています。つまり、中橋氏は偽造したノートを見せながら、「脱退者」を偽って証言したということです。

中橋氏は2018年10月に韓国の2つのメディアに登場した際、「教会と信仰」では日本のクリスチャントゥデイ元スタッフの「ホンダ」として、「CBS」では、「張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師教団」なるものの「脱退者」として出演していました。中橋氏はこの後、2019年10月異端カルト110番の編集長に就任しています。

根田祥一氏は2018年12月13日にツイッターで、15日にはフェイスブックで、異端疑惑を裏付ける証拠として、中橋氏が偽造したノートを脱退者の手書きのノートだと言い広めました。15日、日本基督教団の臼田宣弘牧師から「その記事の裏取りしてますか?裏取りが大事だとはいつも根田さんが言ってますよね」と問われた際、根田氏は「 はい、してますよ」と断言しました。根田氏もこの後、2019年10月異端カルト110番の賛同人となっています(10月3日時点で個人の賛同人は根田氏を含む2人のみ)。

以下に鑑定書(クリスチャントゥデイ提供、一部)を紹介します。