日本福音同盟の広報を検証した結果、掲載された植木英次氏の文章にはある重要な情報が書かれていませんでした。2019年世界福音同盟の総会で植木英次氏が世界福音同盟の国際理事として再選されなかったという事実。植木氏不再選の経緯と理由。植木氏はこれらについて全く触れていません。なぜ言及できなかったのでしょうか。

これ以外にも不可解なこととして植木氏の書いた1300文字のうち本来大部分を占めてもおかしくない2019年WEA総会の内容が130文字しかない点が挙げられます。なぜ詳報できなかったのでしょうか。

2019年WEA総会に関する植木氏の報告を見てみましょう。

WEA国際理事会において、私は張氏に関して日本で起きていることを証言し、国際理事たちに理解を深めてもらいました。このようにWEA内の浄化が進んだ結果、ジャカルタで開催された2019年WEA総会では、張氏関係者の出席はありましたが、影をひそめた存在となりました。

植木氏はあたかもオリベット・アッセンブリー関係者が排除されつつあるかのように読み取れる表現で書いていますが、実際は逆に国際理事会で植木氏が不適切なロビー活動をしたと国際理事たちに理解されました。WEAの国際理事たちは福音主義のキリスト者である張氏をあたかも正統を装った異端であるかのように仕立て上げる根田氏の言説を却下したのでした。その結果根田祥一氏の影響を受けた植木氏を排除することでWEA内の浄化が進んだのでした。また、植木氏の述べたこととは異なり実際は、2019総会でもオリベット・アッセンブリー関係者は他の参加団体に比べても多く招待されており、WEAとの関係も以前より深まっていたのでした。

▲2019年総会後のWEA国際理事一覧

「WEAの国際理事会で根田氏の主張を代弁したが退けられ、根田氏の目論見を代行したが失敗した。国際理事の一人としてオリベット・アッセンブリーの排除を目的とした活動をしたが、逆に自分が排除された」と正直に書くことができないのはなぜでしょうか。

張在亨牧師らオリベット・アッセンブリーの関係者は、根田氏を始めとする一部の人物らの主張するように「福音主義のキリスト教を偽装した異端」ではなく、WEAの国際理事らの理解するように「世界宣教のために貢献することを願う福音主義のキリスト者」だからです。

またこれを認めてしまうと根田氏の説を根底から覆すことになってしまい、根田氏が十数年に渡って投入してきた時間も努力も全く無意味であったどころか有害だったことになるからです。根田氏の説がもし正しいのならWEAも当然受け入れるはずでしょう。しかしこれまでも、そして今回の2019年総会でも根田氏の説は却下されました。植木氏の文は大部分を2019年総会で実際に何が起きたかについての事実に触れることを避けつつこの矛盾を言い繕うものとなっています。

根田氏は本当に「福音主義のキリスト教を偽装した異端を告発している」のでしょうか。

それとも逆に「告発を偽装して福音主義のキリスト教に異端の冤罪を被せて破壊しようとしている」のでしょうか。

植木氏の排除を通して根田氏の説を却下したWEA国際理事会の見解は後者でした。

根田氏は日本のキリスト教界で複数の団体の意思決定者に誤った情報を提供し、私的な怨恨に基づいて気に入らない相手を滅ぼそうとする意思決定をとらせてきました。火のないところに自ら放火して煙を立てるように特定の人物や団体に問題があるかのように見せかけ、自分こそがその問題に気がついた第一人者であり、問題の解決方法を知っているというふりをして、ごく一部の日本福音同盟や日本基督教団の意思決定者にターゲットへの誤った認識と憎しみを植え付け、危機感を煽りました。意思決定者らは根田氏が右を向けと言えば右に、左に行けと言えば左に行くかのように動いてきました。彼らは根田説を無検証に信じるように誘導され、事実かどうかよりも根田説に合致するかどうかで事の真偽を判定し、行動したのでした。歴代のJEA総主事らや今回の植木氏もそのような根田氏の被害者だと言えます。

根田氏の手法はニホンキリストキョウ村という村社会ではある程度効果を発揮したかもしれません。しかし村社会の外にあるWEAにおいては不発に終わりました。村社会の外では通常「根田氏の言うことだから信じる」のではなくて「事実かどうかをはっきり検証して信じる」からです。

張在亨牧師やオリベット・アッセンブリー関係者らの信仰は、世界宣教のために協力する働きの中で各地の福音主義者らによって長年の検証を受けています。信仰に基づく本物のキリスト者なのか、偽装した偽物なのか。事実に基づく本当の告発なのか、怨恨に基づく偽装した偽の告発か。WEAなど日本国外のキリスト者には判別することができなくて、根田氏とその説に賛同する一部の人にだけ判別することができるのでしょうか。

これを機会に考えてみてはいかがでしょうか。