2009年10月9日付け韓国クリスチャントゥデイの記事を紹介します。原文は“최삼경 목사, 삼신론 이단 결의 해지된 적 없다”です。

崔三卿氏に対する「三神論異端認定」は現在も有効

元異端似非対策委員長が崔氏報告の無効を主張

崔三卿氏が主導した大韓イエス教長老会統合教団における「強引な異端認定決議」について、教団内から 強い抗議の声が上がるなど波紋が広がっている。崔三更氏を糾弾する人々の中には同教団異端似非対策委員会(以下、異端対策委)の元委員長である有力人物、金チャンヨン氏まで含まれており、一層注目を集めている。

異端対策委員長、相談所長を歴任した金氏は先日、教団総会長、異端対策委員らおよび監査委員長宛てに意見書を提出した。金氏は意見書の中で、崔三卿氏が現在も三神論異端であると指摘し、異端対策関連の働きをする資格がないと批判した。教団内に混乱を招いた崔氏を教団から除名するべきであるとも言っている。

「専門委員」崔三卿氏が決議文に挿入した文章、研究分科委員長「初めて見た」

「自分に都合の良いように改ざん・・・神と教会を欺き、特定の言論団体の活動を妨害」

金氏は「不当な異端・似非報告に対する是正要求の件」と題した意見書の中で、異端対策委による報告書の「異端擁護言論」に関する記述は同委が決議したものではないと指摘した。形式としては異端対策委と専門委員が共同で発行したかのような体裁だが、異端対策委員会で報告書作成に関わった研究分科小委員会(ユ・ホグィ委員長)はこの記述について「見たことがない」と証言しているという。金氏は、専門委員の崔三卿氏が最終報告書に後から挿入した記述であることは明白であると報告した。崔氏は「専門委員」であるため、報告書に関する議決権を持っていないのだという。

金氏は、「議決権すら持たない専門委員が、実行委員会の決議も通さず、これだけ重大な問題について自分に都合の良いように改ざんし、教団に報告した。これは教団を侮辱する行為であり、総会長と総会の権限を無視した不当行為である。 何より、神と、全国7000教会300万人の聖徒を代表する1500人を欺き、特定の言論団体の活動を妨害する目的で緻密な計画の下になされた、不徳かつ下品な犯罪行為である」と批判しました。

「三神論思想を持った人物」決議は現在も有効
「異端が異端を認定したところで、誰が従うだろうか」

金氏は、過去に崔三卿氏の出版社が異端組織から金品を受領したこと、「三神論思想を持った人物」として総会から異端決議を下されていることに言及した。こうした事情により、これまで崔氏は教団内の異端委および関連部署の業務に関わることができなかった。今回、委員会内の記録担当という役を与えられたが、結果として今回の越権行為に至った。金氏は、この責任は最終的に総会に帰属せざるを得ないだろうと述べている。

金氏によれば、総会が崔三卿氏を三神論異端と認定した際、「所属する中会から(崔氏に対し)適切な指導を実施すること」と指示した。しかし、中会は決議から1年後、「中会が指導を実施し た」との一文を記載した報告書を崔氏の信仰告白文に添付して総会に提出しただけという。金氏は、「総会はこの件について『中会から報告を受けた』ということの他、(崔氏の異端認定について)いかなる決定も下した事実がない」と指摘している。崔氏の三神論異端思想の認定は現在に至るまで解除されたことがないということだ。

金氏は「総会の決議を解除するためには、まず中会が再検証を申請し、異端対策委が検証しなければならない。異端対策委が異端 思想解消と判断した後、委員会名で総会に異端認定の解除に関する議案を提出し、(こうした手続きを経て)総会が解除決議をするほかない」と説明した。「今年も朴ヨンギ氏とハンサラン宣教会の金ハンシク氏がこうした手続きを経て異端認定を解除された(参照:異端対策委員会の追加報告書)。しかし、本教団は未だ、崔三卿氏の三神論思想に対して異端認定の解除決議を下した事実がない」と述べた。

金氏は「総会から異端認定されている人物が他人を異端と言ったところで、誰がその決定を認め、従うだろうか」と非難した。「それにもかかわらず、このような人物を、異端を検索して処罰する異端対策委員として推薦してしまったのは、この人物のこうした背景について十分知らなかったことが原因」と述べた。

金氏は「今回の混乱を引き起こしてし まった異端対策委員会に対し、教団が特別監査を実施すること、不正な報告書を教団が誤って承認決議してしまった事実を当該報道機関に報告して教団内の問題 が法的事件にまで発展しないように総会が巻き込まれないようにすること、不正行為を行った異端委の記録担当、崔三卿氏に対し適切な措置を下すことを要請する」と意見書で述べている。

一方、崔三卿氏の主導で行われたこの度の「強引な異端認定決議」については当事者たちと教団内の有志諸氏、教界の複数の言論機関から絶え間なく問題が提起されており、これからも少なからず論難が起こる見通しだ。

金チャンヨン氏の経歴
-統合教団異端似非対策委員長
-統合教団国内宣教部長
-統合教団大復興運動百週年百万人伝道運動本部 準備委員長
-統合教団韓国基督公報社理事会書記
-長老会釜山神学校同窓会総会長
-釜山海洋警察署教戒師
-21世紀岭南牧会研究院長